南の大地に、光を醸す

八重瀬の地で受け継がれる「南光」。
小さな蔵、神谷酒造所を訪ねます。

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南部の人々の、希望の光に

神谷酒造所の創業は1949年。 戦後の混乱がまだ残る沖縄で酒造りを始めました。 代表銘柄「南光」には、 「沖縄南部の人々の光となるように」という 初代の願いが込められています。

長く南部の地で酒造りを続けてきましたが、 2000年には洪水に見舞われ、 酒造設備や地下タンク、麹までもが水に浸かる大きな被害を受けます。

蔵の存続さえ危ぶまれるなか、 地元の人々に支えられながら再建を進め、 2004年、現在の八重瀬町世名城へ移転。 再び「南光」の酒造りを始めました。

南部の人々の光に――。 戦後に託されたその名は、 苦難を乗り越えた蔵の歩みそのものにも重なります。

小さな蔵だからできる酒造り

八重瀬町世名城の、サトウキビ畑が広がるのどかな場所にある神谷酒造所。 家族で営む小さな蔵で、もろみの攪拌など、 今も人の手を大切にした酒造りを続けています。

酒質によって蒸留方法を使い分けているのも特徴です。 新酒にはコクを生かす蒸留方法を、 古酒には柔らかな味わいを引き出す独自の蒸気吹き込み式蒸留機を使用。 造った泡盛はじっくりと貯蔵し、 「南光」らしいまろやかさと甘みへと整えていきます。

一方で、ハイビスカスや八重瀬町の町花マリーゴールドから採取した 花酵母を使った「はなはな」など、新しい泡盛造りにも挑戦。 昔ながらの小さな蔵でありながら、 その酒造りは少しずつ進化を続けています。

素朴で、優しく、どこか柔らかい。 「南光」の味わいには、 八重瀬の土地と小さな蔵の酒造りがそのまま表れているようです。

MoodToyo's Stocks

現在販売されている泡盛だけでなく、 MoodToyoで長く保管してきた瓶や、 時間を重ねた泡盛もご紹介します。

南光 30% (一般酒)

南光 30% (一般酒)【販売中】

瓶詰時期:随時入れ替え

神谷酒造所を代表する一般酒。 素朴で優しい味わいの中に、 泡盛らしい豊かな香りと甘み、しっかりとしたコクを感じます。 一般酒ながら最低一年は甕で貯蔵され、 角の取れたなめらかな飲み口に。 小さな蔵が造る「南光」の基本となる一本です。

南光 44% (古酒)

南光 44% (古酒)【販売中】

瓶詰時期:2022.7.21

秋祭りで出品します!会場でお待ちしております。

神谷 25%

神谷 25%【熟成中】

瓶詰時期:

旬の短い25%ですが、なかなか開封できない1本。

南光 40%

南光 40%【熟成中】

瓶詰時期:随時入れ替え

5年以上の時を重ねた「南光」の熟成古酒。 40度らしいしっかりとした旨みを持ちながら、 果実を思わせる華やかな香りと優しい甘みが広がります。 力強さの中にも角がなく、余韻は柔らか。 小さな蔵がじっくり育てた「南光」らしさを味わえる一本です。

店主の記録