白い砂の向こう、オトーリの島へ

青い海と珊瑚の島、宮古島。
島の風土とともに歩む、池間酒造を訪ねます。

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泡盛が人をつなぐ島

宮古島には「オトーリ」と呼ばれる独特の酒席文化があります。 「親」となった一人が口上を述べ、泡盛を飲み、 その場にいる一人ひとりへ杯を回していく。 一巡すれば次の親へと引き継がれ、 酒とともに言葉も人から人へと渡っていきます。

単なる回し飲みではなく、 感謝を伝え、人と人との距離を縮める酒の文化。 泡盛が暮らしの中に深く根付いてきた宮古島ならではの風景です。

台風がつないだ、泡盛造り

池間酒造の創業は1946年。 戦後間もない宮古島で初代・池間金次郎氏が酒造りを始めました。 現在も平良西原の緑豊かな場所で、 「瑞光」「太郎」「ニコニコ太郎」などを造っています。

二代目・池間太郎氏は、もともと家業を継ぐつもりはなく、 カナダへ渡り事業を始めることを考えていました。 ところが1966年、猛烈な第2宮古島台風が島を襲います。 大きな被害を受けた実家と両親を前に宮古島へ残ることを決意。 酒造りの道へと進むことになりました。

目指したのは、香りがあり、甘みがあり、 喉越しのよい泡盛。 米の蒸し方や麹との相性を研究し、 もろみを低温でゆっくり熟成させ、 徹底した温度管理によって酒質を磨いていきました。

古くからの造りを大切にしながら、 必要なところには新しい技術も取り入れる。 一般酒には飲みやすさを、古酒には100%古酒へのこだわりを。 小さな蔵ながら、池間酒造らしい一本を追い続けています。

MoodToyo's Stocks

現在販売されている泡盛だけでなく、 MoodToyoで長く保管してきた瓶や、 時間を重ねた泡盛もご紹介します。

瑞光 44度

瑞光 44度 【熟成中】

瓶詰時期:随時入れ替え

老麹を使い、もろみを低温でじっくりと育てることで、バニラをイメージさせる奥行きある香り、コクのある泡盛になるという。熟成に必要な成分を十分に残しており仕次ぎとして風味の変化を楽しめます。豊かな香りと、甘くまろやかな余韻が味わえます。ハイボールもオススメ。

太郎 30度 (一般酒)

太郎 30度 (一般酒)【販売中】

瓶詰時期:随時入れ替え

芳醇な香りながらも飲み口はサラサラしたスッキリした泡盛。

店主の記録

もう随分昔だが、レンタカーでぐるぐるしていた道中、細い路地を走っていた時に「あれ、いま(壁に)瑞光って書いてあった!」と確認したものの、先を急いでしまったことを今では残念に思う。今あらためてGoogleMapで確認すると完全に裏通りを通されていたことに当時のカーナビの精度の悪さを実感します(そこ?)そう、そこまで来てたのに。

酒の種類を問わずそのメーカーのお酒を預かっている以上、飲んで感じた印象やお客さんの感想を蔵人に伝えられる様ではないとダメだという自分自身の変なこだわりがある。そのトラウマももう解消できる頃かな。皆さんの感想も是非お聞かせください。