首里の伝統を、金武の水で。

三日麹と軟水が育む松藤を訪ねます。

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コンセットから始まった戦後の酒造り

戦後、首里の酒蔵は大きな被害を受けました。 崎山酒造廠も例外ではなく、新たな酒造りの場を求めて金武町伊芸へと移ります。

当時の工場は、米軍払い下げのカマボコ型兵舎 「コンセット」を利用したものでした。 物資も原料も不足する時代のなかで、 泡盛造りはここから再び始まったのです。

現在の松藤には、 そうした戦後復興の歴史と、 首里から受け継がれた酒造りの技術が息づいています。

MoodToyo's Stocks

現在販売されている泡盛だけでなく、 MoodToyoで長く保管してきた瓶や、 時間を重ねた泡盛もご紹介します。

松藤 30度(一般酒)

赤の松藤 30度(一般酒)【販売中】

瓶詰時期:随時入れ替え

甘い味わいが好きな方に大好評の赤の松藤。 サトウキビ由来の「黒糖酵母」のきれいな甘みと、 松藤らしいコクが広がります。 女性にも好評の泡盛です。

松藤 43度(古酒)

松藤 43度(古酒)【販売中】

瓶詰時期:随時入れ替え

手間をかけて育てた三日麹で仕込んだ泡盛。 松藤のコクは酵素力の強い三日麹の仕事によるもの。 本来の旨味と香りを残すよう粗濾過で仕上げています。 3年古酒です。

松藤 30度(一般酒・旧ラベル)

松藤 30度(一般酒)【熟成中】

瓶詰時期:2014.1.14
MoodToyo店内での壜熟成

旧松藤のこのラベルがとても懐かしい。 玄人好みの深い香りと味わい。 派手な感じは一切なく、 時間をかけてゆっくり飲みたい時の一杯です。

崎山 廠

崎山 廠【熟成中】

瓶詰時期:2007.11.16
MoodToyo店内での壜熟成

しばらくテイスティングしていませんが、 瓶詰めして間もない頃に飲んだ印象では、 「若さ=粗さ」は否めなかったものの、 黒蜜のような濃厚な甘みとコクがありました。 どう変化したのか気になりますね。

店主の記録

もう20年以上昔になるかもしれませんが、都内での泡盛試飲会で代表の崎山さんにお会いしました。泡盛、麹、酵母について研究者目線での熱心なご説明をいただいたこと(内容は?ですが)を覚えております。専門知識がない拙者には、(しかも40社以上の泡盛を試飲した後でしたので)理解できる範囲はごくごく僅かでした。ですがその時いただきました泡盛はまだ未開封のまま熟成させております。そういった研究に費やされた情熱があってこその「三日麹」、それが醸し出す「松藤」。そう思うと一杯の深みが違いますね。